音楽

『現代東京奇譚』

『ひとり紅白歌合戦』をぶつ切りで楽しんでいる。

実は、ささやかな信条として、

一人で家にいる時、なるべくテレビをつけないようにしている。

これ以上、バカになっても困るから。

昔、「一億総白痴化」という言葉があったけれど、

一人でいる時間に

テレビを見ないまでも、

音楽を聞いたりラジオを聞いたりしている自分たちは

少なくとも、昔の人より孤独に弱いのかもしれない。

だから、やっぱりテレビをつけてしまう。

とはいえ、テレビはつまらない番組ばかり、

かといって、映画のDVDはじっくり観たい。

ラジオやCDは車の中で聞いているから

家の中でスイッチを入れるのがめんどくさい。

土曜の夜に、晩ご飯の後片付けをしながら、

ふと、『ひとり紅白歌合戦』DVDが

ビデオデッキに入れっぱなしになっているのを思い出した。

それで、続きを見ながら/聞きながら後片付けをしたら

非常に心地よい。

桑田佳祐の『ロビンソン』は

スピッツのとは違う趣だけど、

これはこれでいいなぁ、

など楽しみながら仕事ができる。

昨日の晩も、DVDの続きを流しながら片づけをしていて、

ふと画面を見たら、

舞台の奥のスクリーンに見たことがある月の映像が出た。

映画『闇の子どもたち』

あ、と思ったら、

映画の主題曲だった『現代東京奇譚』の演奏が始まった。

『ひとり紅白歌合戦』で

唯一、桑田佳祐本人の歌。

う~~ん。

桑田さんの歌う、昭和の曲もすごくいい。

しかし、本人の楽曲は、やはり全然違う。

手を止めて、聞き入ってしまった。

あげく、今日も一日、

頭の中で桑田さんの歌声が回っていた。

毎日、ちょっとずつのDVDというお楽しみは、

ささやかな幸せの発見。

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『昭和八十三年度!ひとり紅白歌合戦』

昨夜は、家人が出張から帰ってくるのを

迎えに行かなければならないのに、

具体的に何時になるのかがわからなかった。

晩ご飯を食べても、連絡がないが、

本を読むにはやや疲れていたし、

テレビはさっぱり面白くないし、

とっておいた『CSI』は観てしまったし、

さりとて、まだ観ていない

メリル・ストリープの作品を観始めて

家人からの呼び出しを喰うのもつまらないし、

・・・

というわけで、

買ってからずっと見ずにいた

桑田佳祐の『昭和八十三年度!ひとり紅白歌合戦』を

見始める。

最初の『サン・トワ・マミー』や『青い山脈』は

私の中の越路吹雪や藤山一郎の印象が強くて

桑田流がいまひとつ

楽しめなかったのだが、

GSモノあたりから

だんだん楽しめるようになった。

『ルビーの指輪』なんて、

やっぱりカッコイイ曲だよなぁ、とか思う。

最近の寺尾聡は

ますます宇野重吉化していると思うけど、

逆に、宇野重吉が

『ルビーの指輪』を歌っているのを想像してみようとすると

それは無理。

『さらば恋人』や『長崎は今日も雨だった』は

かなり歌いこんでいるんだなぁ、

と思わせる。

桑田佳祐とは同世代、

という意識があるからか、

桑田佳祐を通して再現される昭和の歌は、

懐メロ番組で歌われる昭和の歌より、

私の中に沈んでいる記憶が

呼び覚まされるような気がする。

あんまり見ていると、

現実の生活に戻れない気がしてきたので、

加山雄三の『君といつまでも』でいったん停止。

それにしても、

この企画そのものもおチャラけているし、

随所におチャラけモードがあるのにも関わらず、

DVDで観ていると、

おチャラければおチャラけるほど、

桑田佳祐の歌に対するストイックさが際立つような気がした。

続きは、またそのうち見ようっと。

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ABBAの歌

映画『MANMA MIA!』のサントラ盤を

毎日車を運転しながら聴いているので、

歌がうまくない私でも、

歌詞を見ないでも『MANMA MIA』は

歌えるようになってきた。

ところで、

ABBAが歌っている歌詞と

サントラ盤の歌詞は違っている。

『MANMA MIA』についていえば、

出だしの文の時制から違う。

ABBAはI've been cheated by you と現在完了、

サントラ盤はI was cheated by youと過去形。

やはり、ABBAの曲からイメージを得て

その曲を使っていても、

歌詞は、内容に合わせたものになっている、

ということらしい。

『MANMA MIA』についていえば、、

サントラ盤の方の内容は、

昔、一時の気持ちで別れちゃったけど

別れなきゃよかったわ、

という感じなのに対し、

ABBAの歌の方は、

まだ別れたばかりで、実は未練たっぷり、

という感じ。

それから『Money, Money, Money』については、

サントラ盤が、

有名な♪Money, money, money♪の後、

 Must be funny in a rich man's world.とか

 Always sunny in a rich man's world.とか

なっているのに対し、

ABBAの方は、

 Must be funny in the rich man's world.とか

 Always sunny in the rich man's world.とか

になっている。

最後の、

 If I had a littlle money

  It's a rich man's world.は

どちらも「a」なんだけれど・・

このaとtheの違いだけで、

試験問題が作れるんじゃない?

私は答えられませんけど。

それにしても、

ABBAとサントラ盤では

やはり雰囲気が違う。

ABBAのなんというか、

ガラス細工のような声もいいのだけれど、

Merly Streepたちのおばさんパワーに

おばさんとしては元気づけられるのだ。

それに、映画の本編ではカットされているけれど、

『The Name Of The Game』は、

私はさらっと歌っているABBAより

「このゲームの名は何?」と力強く尋ねる

サントラ盤のAmanda Seyfriedの方がいいと思う。

やはり、『MANMA MIA!』は

中年のための映画なのでありましょう。

『When All Is Said AND Done』も

Pierce Bronsnanの歌い方がはらはらさせはするけれど、

中年の心に響くし。

まぁ、ABBAの中での男女関係のいきさつを知って

ビデオクリップを見ると、

音楽で結ばれた人間関係が壊れても、

楽曲は作られて、

でも、ビデオクリップは別々に撮影?

と微妙な気持ちがしてくるし。

ところで、インターネットでABBAの曲を探していたら、

レゴでABBAのメンバーを作って

撮影してあるビデオがあった。

同じ人かどうかわからないけれど、

映画の『MANMA MIA!』も

レゴを動かしてザクッと撮影していた。

非常にばかばかしくも、

おかしい。

私なんて、おとなしいファンだわ。

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