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共依存の微妙なバランス

ここのところ、娘からメールやら電話が多い。

彼氏とケンカ中なのだ。

なんで、彼氏とケンカすると

母に電話してくるのかが

不思議と言えば不思議。

不思議と言えば

彼氏との関係も不思議。

彼氏の親はアルコール依存ではないけれど、

いろいろ忙しくて、結果的に

彼は精神的にちょっとネグレクトされていた感じがある。

要するに、AC同士なのだ。

だから、微妙に依存し合っている。

娘もそれは認めている。

そんなもめ事をするくらいなら、

いっそ関係を終わりにしてしまえばいいのに、

と私が思うこともたびたびなのだが、

それでも娘は

一人になるのは嫌なんだそうだ。

ときどきは実家に帰りたい、

という気持ちはあるものの

ずっと実家にいるのはしんどいらしい。

家人のこともあるし、

「お母さんも、私から見るとおかしいところあるし。」、

というわけだ。

ごめんねー、

母は、「ふつー」の家庭がどんなか

いまいちわからないのよ。

だから、彼女の生活に

他の誰でもない、彼が必要であるらしい。

彼女にとって、彼女の喪失感を埋めるのは

彼という存在しかないらしい。

私から見ると、

何か問題が起こると、

互いの信頼関係をどう育てるか、ということより、

お互いに相手を支配しようとすることのほうが

先に立っているような行動を

二人ともとる。

「それってなんだか変よ」

と言ってはみるものの、

きっと私たちの背中を見て育ったから、

そんな風な行動になるのね。

人のことは見えるけれど、

自分の変なところは

見えないんだろうな。

でも、娘の話を聞いていると、

娘の周りには

けっこう喪失感が大きい人たちが

多い気がする。

ひょっとして、

微妙に不健康に依存しあう家庭があちこちにあって、

そこで育った人たちが出会い、

また微妙に依存し合って

新しい関係を築いて、

世の中は成り立っているのかも。

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