余命
ご近所の30代の人が
余命5年もないと
昨日の仲よしの集まりで
夫が打ち明けられてきた。
なんということだろう。
まだ小学校にも行っていない子どもたちが
3人いるお母さんだ。
夫のことなので、
病名をきちんと聞いてきていなかったが、
とにかく、治療できない病気なのだそうだ。
なんてことだろう。
まだ、これからの若い家族や、
それを見守る両親に
そんな事実が突き付けられるなんて。
小康状態にいるせいだろうか、
夫のアルコール依存症の問題は、
その家族の問題に比べると
ずっと小さいことのように思えた。
もちろん、飲まないでいるよりは加速されつつも、
しかし、今のところ、ゆるゆると
夫が死に向かっているのは確かだ。
でも、夫がそれでも構わないと
思い続けられるのなら、
ある意味、それは仕方がないのかもしれない。
別に、見捨てるわけではないけれど、
そして、父のように自殺をされても嫌だけれど。
生きよう、という強い意欲がもてないのが、
病気の症状、ということかも。
何にせよ、人の余命は、
私たちのコントロールの範疇を越えているんだろう。
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