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キャパ超え

『白鳥の湖』

音楽は心地よく、

心地よすぎて舞台の踊りに集中できず、

つい目を閉じてしまい、

あっと目を開けて

薄暗く青い舞台の上に

白いチュチュのバレリーナが並んでいるのが見えると、

一瞬自分がどこにいるのか

わからなくなる。

舞台では言葉は使われていないわけで

予習しているから話の流れはわかるけれど、

言葉による説明がなくて、

視覚と聴覚だけで

イメージを共有していくのって

ひょっとしてかなり高度な楽しみなのかも。

私は、どうしても「言葉」を手掛かりに

話の展開をつかみたがるので、

これはかなり難しかった。

でも、舞踏会のシーンで

オディールの表情が

なんというか、

王子を必ず「落としてみせる」という雰囲気があって

オデット姫の踊りより

ずっとわくわくした。

それにしても、以前、高校時代に、

学校から歩いて能楽堂に行って、

『松風』を鑑賞したときも

楽しみにしていたのに、

今回のような結果に陥ったことがある。

この時も、『松風』の話の流れなどは

いちおう勉強していったはずなのだが、

言葉がわからない地謡は

心地よい音楽以外の何物でもなく、

やはり夢かうつつか状態で時間が過ぎてしまった。

耳に音楽、

目に踊り、

言葉が存在しない表現は、

どうやら私のキャはを超えたことのよう。

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