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カツマーとカヤマー

週刊『AERA』に勝間和代と香山リカの対談が載っていた。

香山リカの『しがみつかない生き方』が売れていて、

その中に

「<勝間和代>を目指さない」という章がある。

それで、勝間和代の対談を掲載している

『AERA』がしっかり商売したわけだ。

まぁ、「勝間和代」を出すことで

香山リカも本の売れ行きを伸ばしたのだろうし、

それを逆手にとって、対談載せ朝日新聞社ももうかり、

ついでに勝間和代も

対談で得たネタをもとに新聞のコラムを書き、

みんな、万々歳、だ。

でも、

そのみんなの商魂にしっかり乗せられて

対談を読んだ私は、

なんだか微妙な感じ。

どうも、勝間和代と香山リカの話が

噛み合っていない気がする。

対談では、

香山リカは、

勝間和代のように社会的に成功している人間が、

頑張っている話をすれば、

信奉者は頑張りすぎてしまうのだと言い、

勝間和代は、自分の信奉者が

自分と同じことをすることはないのだと言う。

で、結局のところ、<勝間和代>の信奉者は、

実際の勝間和代ではなく、

成功者のアイコンとして<勝間和代>を

目指してしまう、

という風に話は進められている。

で、結局のところ、

そのほかに妥協点はなく、

ふたりの対談は終わり、

別の記事には

カツマーもカヤマーも

流動性のある自由競争社会で

サバイブすることが勝ちで、

勝った人には勝間本が、

負けた人には香山本が

サプリメントにになっているのではないか、

というコメントで締めくくられている。

なんか、えらく収まりのいいコメントだけど、

私は、ちょっと違う気がしている。

少なくとも、香山リカの<勝間和代>のとらえ方が、

少しずれているような気がする。

私にすれば、

香山リカはまっとう以外の何物でもない。

それに比べて、

勝間和代は、どことなく病んだ雰囲気がある。

だから、病んだ人たちが

引きつけられるのではなかろうか。

私は、「勝間本読んで、成功しよう」、

という年でもないから、

全然関係ないと思っていたのに、

本屋の店先で勝間本を手にして、

結局何冊か買って読み、

勝間本経由で、

アラノンのことを知った。

勝間和代自身は、結局、

AAとかアラノンには行っていなさそうだが、

共依存ではあったらしい。

そこから、彼女がどう抜け出たかは

彼女の著書ではよくわからない。

一方、

香山リカの言っていることは、

まっとうだけど、

するっと私の心をすり抜けてしまう。

この差異を感じるのは、

やっぱり私が病んでいるからかも。

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