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月のきれいな夜に

ここのところ、毎晩月がきれいだ。

昨夜、母との電話の後、ちょっと気分が滅入った。

私が母にあげたものを、

母が、私の気持など全然考えずにあっさり処分したのが、

けっこう堪えたのだ。

メリル・ストリープが

フランスのDeauvilleというところの映画祭に行っていて、

フランスのテレビ番組に

とてもきれいな紫色のドレスを着て出ているのを見ても

ちっとも元気にならない。

びっくりするほど、胃がキリキリしていた。

自分が、母の行動に、こんなに影響される、

ということも

驚きだった。

とりあえず、風呂に入って気分転換を図る。

風呂から出て、ふと本棚から

以前に読み終えた

『共依存症 いつも他人に振りまわされる人たち』を

取り出して、パラパラ見てみる。

すると少し、気持ちが落ち着いてきて、

なんだかんだいって、

自分は母に自分の希望を押しつけていたんだ、

ということを認めるにいたった。

まったく、私ったら。

今、さんざん、

「他人をコントロールすることはできない」とか

学んでいるところではなかったのか。

家人も娘もコントロールなんかできないって、

私なりに納得したんじゃなかったっけ?

それなのに、母のことは、

少し変えられると思ってしまっていたのかもしれない。

馬鹿な私。

あれは、一番の強敵なのに。

それを認めたら、

少し胃が楽になった。

カーテンを開けて窓の外を見たら、

月が静かな夜の町を照らしていた。

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