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景気回復?

景気って、回復するんだろうか。

「底付きしたら、回復する」

とか言うけれど、

ほんとうにそうだろうか?

まぁ、アル症は、そうであると言われているけれど。

右肩上がりなんて、もう、ありえないって

やっぱり思う。

私は、経済のことは、ちゃんと勉強していないけれど、

なんというか、

私たちは、次のステージに移ったのではないか、

と思う。

だから、

橋本治『大不況に本を読む』(中公新書ラクレ)は

とてもおもしろかった。

このタイトル、読書の勧め、のようだけれど、

実は、読書についての記述なんて

ほんの少ししかない。

読書の勧め、に至る前に、

今の不況を分析しながら、

日本が棚上げにしてきたことに話が及んでいる。

最初は、読書についての話がすぐに出てこないので、

作文の悪い例、みたいな感じがした。

私は、橋本治の本は初めてで、

どういう書きっぷり人なのか

全然わからなかったせいもある。

著者の、今の状況、

つまり、100年に一度の『みぞうゆう』の世界的な不況の

解説は、本当に納得できる。

もう、景気の回復は望めない、

そこから、物事を考えなきゃいけない、

と著者は言う。

その視点に立つと、

政治家たちが「景気回復」と

声高に主張している姿が

ますます情けなくなる。

目先をごまかすような話ばかりしないでほしい。

本当に、これから先、日本という国が存続していくためには、

何が必要なのか、

何を育てていかなければいけないのか、

そのために、何にお金を使わなきゃいけないのか、

ちゃんと考えている政党ってないような気がする。

「子育て支援」とか言ってお金出すのなんて

どういう頭だろう?

子どもを育てるというのは、

単に各家庭の問題ではないんじゃないかと思う。

まさに、国の底力を育てることなのではないだろうか?

学校の先生が、書類書きに追われ、

病気の時に頼れる医者が近所にいない、

といった状況を改めること、

つまり、人にお金をかけることが大切なんじゃないだろうか。

経費節減、とかいって、

人件費を削るのがいい、

としか考えられないって、

あんまり頭が良くない気がするけれど、

そういうことをする人たちを政治家にしているのは

結局、私たち国民、ということになるんだろうな。

まぁ、私が投票する人が

当選したためしはないけれど。

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