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断酒会

この前の日曜の午後に、断酒会に行った。

家族勉強会の時に誘われたグループ。

次は今日の夜で、誘われていたのだが、

今日は行かなかった。

午後、自分の用事ででかけていて

夜まで出かける元気がなかったのだ。

自助グループは、相性があるらしいけれど、

このグループが、私にはっきり合わなかった、

と感じたわけではない。

家人が参加するとして、

あそこが合うか合わないかは、

私の問題ではないし。

ただ、本当のことを言うと、

家人以外で

アルコール依存であった/ある、

ということが明らかになっている人と

同席するのは初めてだったので、

少し緊張したのも確かである。

なぜだろう?

ひょっとすると、

私にとってのアルコール依存症患者は、

家人、という具体的な存在でしかなかったからかもしれない。

依存症家族会などで話を聞くときには、

話し手の向こうに

話し手を巻き込んでいるアル症の人がいるわけだが、

私には顔もわからない存在で

なにより話を聞いている時点で

私と空間を共有していない。

断酒会に来ている人たちは

自分の病気を乗り越えようと一生懸命であろうし、

そこで私たちに危害を加える行動をとるわけではない、

ということは重々承知している。

でも、今、振り返ってみると、

根拠はわからないものの、

やはり、私はあのとき

「怖い」という感覚を持っていたのだった。

そういえば、

「家族の勉強会で、自分に似た話を聞いた時に

 涙が出そうになった」

と話した時、

精神科の医者に言われたなぁ。

「そうかもしれませんね。

 あなたは、自分のことでは泣けないようだから。」

つまり、この反応パタンで考えると、

「私が、断酒会の参加者に対して

わずかではあるが恐怖心を抱く」

ということは、

「私が、家人に対して

実は、わずかではあるが恐怖心を持っている」

ということを表しているのかもしれない。

と、書いていたら、

なんだか、微妙に呼吸が苦しくなってきたから、

これはあながち、

間違っていないのかもしれない。

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