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heartburn

『心みだれて』の原題は 『heartburn』

heartburnを辞書で見てみたら、ふたつ意味が書いてあった。

ひとつは「胸やけ」。

もうひとは、heartburningと同じ。

そして、heartburningは、「不満・嫉妬」。

主人公のレイチェルは料理評論家だから、

かけ言葉になっていのかも。

観ていて楽しくなる映画ではなかったのだけれど、

つい、場面を選んで見直してしまう。

ジャック・ニコルソン演じるマークの浮気に気がついて、

いったん子連れでニューヨークに戻ったものの、

レイチェルは迎えにきた夫とワシントンに帰る。

表面的には、以前と同じような暮らしを送りながらも、

夫の行動に対する猜疑心は消えず、

夫の財布の中にホテルの領収書がないかチェックしたり

洗濯物になにか痕跡がないか探したりする。

それって、家人が再飲酒しているのでは、

と疑っていた時の私の行動によく似ている。

私も家人の財布の中のレシート見たり、

家人の部屋のガサイレしたこともある。

そういう自分が、あさましくって、ますます悲しいんだけれど。

レイチェルとマークは

友人たちとの食事では

何もなかったようにふるまいながら、

二人の関係がもう以前のようではない様子が

帰りの車の中の二人の表情を

対向車のライトが

スポットライトのように交互にあたって

描写されているところが面白い。

そう。

表面上、いくらこれまでと同じ、を取り繕っていても

全然違う、before and after

レイチェルを心配してくれる友人は、電話で

自分が夫に浮気されたときには、

夫が乗った飛行機が落ちないか、

そうしたら、葬儀の時にはどんな服を着ようか、

葬儀の後、何人くらいの男とデートできるか、

考えたりしたことがある、

と話し、レイチェルを慰めてくれる。

私は、そこまで、具体的には考えないけれど、

たとえば、昨日いとこの法要に出かけた家人が

ついつい飲みすぎて、

階段踏み外してどうかなったってかまわない、

とか考えないでもなかった。

今のように、「適量飲酒」を続け、

前頭葉が縮み続け、

ついでに肝臓も大ダメージをくらい、

あまり、私に負担がかからずに

家人が「天寿」をまっとうするなら

その方が私は楽ちん?

それなら、できるだけ、早く?

これが、ずいぶんひどい考え方だというのは

わかっているけれど、

正直、

どうなることを自分が望んているのか

なんだか、よくわからなくなる。

自分の体を大切にし、

自分の仕事をちゃんとし、

テキトーに美味しいものを作って食べ、

こざっぱりとした部屋に暮らし、

娘の自立と、母の自立の支援をし、

ネコとじゃれ、

本を読み、

映画や時には舞台も見て、

ときどき、友だちとランチしたり

集まりをしたり、

それができれば、充分?

ん~、どうも、

何か一番大切なことを

封じ込めているかもしれないなぁ。

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