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声に出す

松岡正剛著『多読術』の中に、

「人が声を出さずに本を読むようになったのは

あまり昔のことではない」

というようなことが書いてあった。

昔は、「読書」は「音読」だった、

というのだ。

確かに、読書に不慣れな子どもは、

黙読でわからなくても、

声に出して読むと

自分の声を聞いて

内容を理解したりする。

それで、自分でも試している。

クラウディア・ブラック著

『子どもを生きれば大人になれる

<インナーアダルト>の育て方』の最後に、

「クラウディア・ブラックから

 あなたへの贈り物

―自分を認めるための言葉」

として

22の宣言文が載っている。

これを、毎晩、声に出して

二回くらい繰り返して読んでいる。

傍らに、小さなサルのぬいぐるみを置いて。

読み始めて、まだそう何日もたっていないし、

そうそうすぐに

自分に変化が起こるとも期待できないが、

自分のための儀式として

気に入っている。

一昨日は、父のことを考えて

やはりまいっていた。

自分の中のもやもやが

うまくおさまらず、

かといって、

家人に、こんなとき

きちんと話を聞いてもらうことは

期待できないので、

「自分を認めるための言葉」を

音読してみた。

すると、びっくりするくらい

自分の声に元気がないことに気がついた。

小さくて、震えていた。

一つの文を読むたびに、

ぬいぐるみが、

私を見てうなづく。

子どもじみた作業だけれど、

それを繰り返すうちに、

少し、自分の中のもやもやが

落ち着いて行った。

二回繰り返して

少し自分の声が元気になってきた気がした。

三回目、四回目、と繰り返すうちに

自分の声が力強くなっていった。

声に出して読むって、不思議。

その「自分を認めるための言葉」の中で

私に一番ストンとくる言葉。

 親密さとは誰かのそばにいること。

 親密さとは、拒絶される恐れなしに

 相手の前でありのままの自分を分かち合えること。

 それができるというお互いの信頼があること。

家人に、それを求め続けるのは間違いか?

そうそう、「ちぢむ前頭葉」の封は

今日は破られなかった。

焼酎を飲んでいた様子だから。

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コメント

この本、探してみたらうちにも
ありまして (*^-^)

107ページの処に
表紙が折り込んであって、
そこで読むのも止まっている
ようでした ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
私にはそこら辺が、重たい内容だった
んでしょう。
kurulimpaさんは、ご自分の回復にも
しっかり取り組んでいらっしゃるんですね
(o^-^o)

投稿: romiri | 2009年7月18日 (土) 22時58分

romiriさん こんばんは
私は、最近本を読む時は、
とにかく最後まで目を通す、
ということだけを心掛けています。

でも、この本は、やはり
しばしば
「今日は、もうこれ以上は読めない」
と立ち止まることが
多かったです。

107ページ。
私も立ち止まりました。

ああ、そうなのかって
思いました。

そうだったんだ、と。

心のどこかで
自分がACだなんていうのは
思い過ごしに違いない、
という気持ちがありました。
でも、
この辺を読んだ時に、
思い過ごしの割には
ずいぶん自分に当てはまることが
書いてあるじゃないか、
と改めて強く思ったの、
思い出しました。

投稿: kurulimpa | 2009年7月19日 (日) 23時48分

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