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「問題は当事者が認めるまで悪化する」

先日の新聞

『勝間和代の人生を変えるコトバ』で

取り上げられていた言葉。

見過ごしてしまいたい問題を

放置していると

時や他人が解決してくれることはほとんどなく、

多くの問題は悪化してしまう、

ということ。

花粉症や人間関係などの例が挙げられていた。

アルコール依存症にもまさに当てはまる。

家人の酒好きが度を越していて、

これはアルコール依存かもしれない、

と、私はよく冗談で言っていた。

でも、いつの間にか、

家人は健康診断を巧みに

逃げるようになっていた。

それが分かってからは、

内臓や脳について、

ちゃんと検査をしてほしい旨言い続けたが

家人は拒否し続けていた。

そして、ついに、家人が入院して

「アル症」であることがはっきりした。

アル症患者本人が

それをどの程度納得しているかは定かではないが、

少なくとも、私や娘にとって、

以前は限りなく怪しくても

「可能性」として考えていたことが

否応なしに事実であり、

現実となってしまったわけだ。

私自身が、心のどこかでその事実を認めたくなかったのだから、

アル症患者本人が認めようとしないのもムリはない。

しかし、問題だと認識された以上、

もう、それはなかったことだとは言えない。

それにしても、

お酒好きの人と結婚したから、自分が良かれと思ってしてきたことが

おいしい酒の肴を作って、

自分もご相伴に預かりながら楽しく過ごす、

などと思い描いていたこと自体が

アル症の巧妙な罠にまんまとはまっていてわけで、

アル症患者が酒を飲む仕組みに

すり替えられていたのかと思うと、

悔しくて悔しくて悲しい。

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コメント

はじめまして。
脳脊髄液減少症のゆめと申します。

どうぞよろしくお願いいたします。

私もこのコトバを聞いて、
アルコール依存症当事者のことを思い出し記事を書きました。

どうかご参考ください。

同じような考えの記事に出会えて嬉しいです。

私のブログはコメントいただいても公開できないかもしれませんが、

私がこちらへおじゃまいたしますので
こちらでのみ、お話させていただけたら
嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

投稿: ゆめ | 2009年7月26日 (日) 14時42分

ゆめさん こんばんは。

同じコラムを読んで、
同じ受け止め方をした方が
私のプログを読んでくださるなんて、
とても光栄です。

ゆめさんのプログを読ませていただきました。

ゆめさんは、アルコール依存症のみならず、
他の「アディクション問題を抱える人たち」や
ご自身も罹患されている
「脳脊髄液減少症」の患者さんたちにも
同様のことがあると
考察されているのですね。

「自分が〇〇という病気である」
ということを
認めるのがたいへんなのは、
ガンや膠原病の患者さんたちも
同じなのでしょうね。

自分の病気が受け入れられないことは、
大切な治療が始められない、
ということなのに。

そういう意味では、
自分の状態を認める、
というのが、
回復への第一歩、
になるんですね。

あ、そういえば、
ACの人向けの本に
まず、「過去の痛みを認める」
という作業がありました。

人間て、
複雑で、おバカな生き物かもしれません。


投稿: kurulimpa | 2009年7月27日 (月) 23時02分

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