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AC

AC、と言っても

テレビに出てくる「公共広告機構」ではない。

Adult Childrenのことである。

アルコール依存症関係の本を読んでいると出てくるが、

Wikipediaによれば、

アメリカの研究者により、

単に

アルコール依存症の親のもとで育った子どもだけでなく、

機能不全な家庭で育つ子どもが

特徴的な行動、思考、認知、を持つ

と指摘されているそうである。

つまり、、

「Adult Children of Dysfunctional Family

(子供の成育に悪影響を与える親のもとで育ち、

 成長してもなお精神的影響を受けつづける人々)」

というのが、

現在もっとも広く支持されている

アダルトチルドレンの定義なのだそうだ。

これは、参りました。

私の父は、子どもの時に

母親を病気で亡くしている。

祖父は、その後、2回結婚してるのだが、

父が、母親の愛に飢えて育ったのは

確かなようである。

そのことを

私の母、ときどき

「普通の家庭で育っていないから

 (父は)ひねくれている」

などと言って

私たちを微妙な気持ちにさせていた。

その母は、

5人きょうだいの4番目。

真中が男で、あとは女。

実は、もうひとり、

母の兄の前にも

男の子が生まれていたのだが、

この子は1歳にもならないうちに

亡くなってしまったそうである。

それで、次に生まれた、

母の兄にあたる人が

とても優しい気性だったこともあり、

母が生まれてくる前には

「元気な男の子」が期待されていたのだそうだ。

しかし、

生まれてきた赤ん坊は

「元気な女の子」。

母は、よく

「お前が男の子だったらなぁ」と言われていたそうだ。

つまり、

ありのままの母は肯定されずに

成長してきているのだ。

父も母も

まさにアダルトチルドレン。

そう考えると

あれやこれやの不条理が

やけにあっさり意味が通る。

実を言うと、

母の癇癪が

実は母が成長できていない証しだということは、

私もいつのころからか

子ども心に理解していて、

それは承知で暮らしていた。

父に対しても、

もう少し、いざと言うとき守ってくれる、

という確信が持てずにいた。

そうだ、

母だけじゃなかったんだ。

両親揃って

アダルトチルドレンだったんだ。

ああ。

思い出した。

子どもの頃、

ほっとできるのは

布団の中だけだ、

と思っていたこと。

家は決して、

安心していていい場所ではない、

と感じていたこと。

なんだか、

胸が苦しくなってきたなぁ。

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コメント

ダイブ時間が経っているのですが
せっかく見つけたリンクなので書き込んでみます。
共依存でアルコール依存の彼に振り回されてるゆきです。
うちの両親もアダルトチルドレン
ACについて向き合ってもう大丈夫かなーと思っても又ぶり返したりの連続です。
考え方や行動の刷り込みってほんと変えるの難しいですね。

投稿: ゆき | 2011年12月13日 (火) 22時41分

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