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クレイマー、クレイマー

言わずと知れた『Kramer vs. Kramer』

昔、観た時は、

妻/母に出て行かれた

父と子の奮戦記、というイメージだったけれど、

今見ると、奮戦している描写は

それほど細かくはない気がする。

子どもの発熱で仕事に穴をあける、

という設定はあるものの、

お家はきれいに片付いているし、

ダスティン・ホフマン演ずるTedは

ものすごく消耗している感じもしないし、

メリル・ストリープのJoannaも

結婚してから5年半の主婦生活ののち、

家出してから一年半で

ちゃんと高給が稼げるようになっているし、

なんだか、すっきりしない。

もちろん、子育てをお父さんがしてもいいし、

女性が能力に応じた報酬を受け取るのも素晴らしい。

でも、そんなにうまくいくものかな。

映画が作られてから30年たっているけど、

今の日本だって、(今の経済状況だからよけいに?)

そう簡単にはいかないのでは?

という気がする。

なんというか、結局、大人の事情の話。

子どもは、結局

親に振り回される一方だ。

Billyは母親に出て行かれたのを

自分のせいだと傷つき、

父親が、自分が悪かったからだ、

と説明はするけれど、

そんな説明聞いたからって

7歳やそこらの子どもが心の平安を得るかしら?

もちろん、形だけの家庭であっても

子どもは結局傷つくわけだから、

母親が家出してもしなくても、

彼に平安はなかったのかもしれないけれど。

なんか、ビミョー。

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