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蘇った発酵食品 2

蘇った発酵食品 2
正確には「食品」ではない。
ヌカ床

7年以上の眠りから蘇る。
いや、かまわれずに放置されていたのに
辛抱強く、また日の目を見るのを待ち続け
ついにその時が訪れた
というべきか。

子どもの頃、
晩ご飯のあとは
ヌカ床をかき混ぜるのと
皿洗いが私たち子どもの仕事だった。

それで、結婚して迎えた初めての春、
『きょうの料理』のテキストを見ながら、
母の仕事を思い出しつつ
ヌカ床を作ったのは
29年前。

たまに手入れをサボって、あらたいへん
と一部除去して
煎りヌカ足して復活、
などということを繰り返していたのだが、
8年くらい前、ついに
ヌカ床が冷え切って、さわりたくない雰囲気になってしまった。

何度かぬか床を処分しようかとも思ったのだが、
周りにカビがあったり、
ぬか床の表面の表情がよくなくても、
なんとなく、中の方が大丈夫そうなので、
乳酸菌の力で何とかなるかも、
と、よろしくないところを取り除いて、
新しいぬかを足して、
でも、一度くらい捨て漬けをしてから、
など思いつつ、
結局流しの下に放置。

今年の2月、退院して間もない家人が
ご飯をよく食べるようになったので
ふとヌカ漬け復活を思い立つ。

どんな匂いがするやら、
と恐る恐るふたを取ったが
特別変なにおいもしない。

色が濃いものの、
様子がおかしくもないので、
手を入れてみた。

ついでに、かき混ぜてみる。

すると、あれ?
かき混ぜているうちに、
ぬか床が温かくなってくるではないか。

かき混ぜた手の匂いも、
懐かしのぬか床の匂い。

すごい!

放置している間に、
ちゃんと乳酸菌が
ぬか床を復活させていてくれた。

新鮮なヌカを足し、毎日おいしくいただいている。

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