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心の体力

今日は、私の精神科の予約日。

病院に通い始めて、3年になる。

いくつか、気持ちの負担が重なったせいか、

ある日突然、

「もう自分は限界だ。

 これ以上、何か、心の負担になることが起こったら、

 自分はそれに対応していける自信がまったくない。」

ということに気がついた。

なんというか、

自分の心が風船羊羹のようにパンパンで

楊枝でつついたらパンと割れてしまいそう、

という感じだった。

車を運転していて見かけた心療内科に電話をしたら、

3カ月待ちと言われた。

そんなの無理。

病院は、保健所に相談すれば

予約を取りやすい病院を紹介してくれる、

と教えてくれた。

頭では、「じゃ、保健所に電話すればいいだけだ」と考えた。

しかし、受話器をいったん置いた私は、

なぜかその場に座り込んでしまった。

床の上で開かれていた電話帳を前に、

私は膝を抱えて

「どうしよう、どうしよう。」とつぶやいていた。

自分がそんな行動をするなんて

思ってもいなかった。

頭と心は違う、ということ、

そのときようやく気がついた。

何とか気持ちを奮い立たせ、

保健所に電話して

いくつかの病院を教えてもらい、

少し遠いけれど、今の病院に行くことにした。

電話をすると、

「医師は今診察中なので、

  夜に電話をしてください。」と言われ、

夜、再度電話をした。

そうして、私の治療が始まった。

3年たって、私は元気になったのだろうか。

治療を始めたころ、

職場の同僚にそのことを打ち明けると、

「近頃、今までの目の輝きが無くなっていたので

  気になっていた」

と言われた。

今、私の目は、少しは輝いているのだろうか?

年も取った分、元気もなくなったろうし、

いろいろな意味で

自分がバランスよく生きられているとは

まだ思えない。

ああ、でも。

私が事態に対応できる準備ができたから、

家人のアルコール依存症が

白日の下に曝されたのかもしれない。

やっと、難題を乗り切れる心の体力がついてきたからこそ、

今、私たちは

「アルコール依存症」と

向かい合うことになったのかもしれない。

神様は、苦しい時しか頼みにしないけれど、

なんとなく、これは「天の声」なのかも。

そんな気がしてきた。

そうか、まだまだ序の口か。

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